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株式会社 日立国際電気

東南アジア洪水災害に対し、マッチングファンドで救援金を募金

2011年7月から東南アジアを襲った豪雨、高潮は広い範囲に洪水災害をもたらし、タイをはじめ、ベトナム、ラオス、カンボジア、フィリピンを含む5カ国の避難者は8百万人にも及びました。
当社グループでは同年3月の東日本大震災に続き「義援金システム」を用いて従業員募金を行うとともに、同額を会社が寄付金として上乗せするマッチングファンド方式により救援金を送りました。この救援金は、特定非営利法人ジャパン・プラットフォームを通じて被災地の食料、衛生・サバイバルキット、学用品など緊急支援物資を購入し、またそれらを届けるNPOの活動を支える資金として活用されました。

ろ過器を配布し使い方の講習会を開く
ろ過器を配布し使い方の講習会を開く
(写真提供:セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)

地域活性化イベント「花と水のまつり」への協力

 羽村工場では、羽村市が産業振興活性化の一環として取り組んでいる「はむら花と水のまつり」(3月〜4月)、 「花いっぱい運動」「市内美化運動」(5月・11月)などの地域観光事業に協賛、従業員のボランティア協力を積極的に行っています。
 「はむら花と水のまつり」では、「チューリップオーナー制度」への協賛を行い、毎年きれいなチューリップを咲かせています。 稲作の休耕期を利用したこの運動は、環境保全にも大いに役立っています。 また、祭り期間中の各種行事運営にボランティアで参加しています。

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みやぎ大菊花展柴田大会 会場設営奉仕活動に参加

 宮城県柴田町の秋の風物詩である「菊の祭典」は、船岡城址公園三の丸広場を会場に、毎年10月中旬から11月中旬にかけて開催しています。菊栽培愛好者が主体となり、柴田町観光事業の振興と地域文化の発展のために、地域住民参加型の官民協働で実施されています。
 当社仙台分工場(現(株)五洋電子仙台工場)では協賛金による協力のほかに、会場設営の準備を目的とした奉仕活動に毎年参加しております。2011年度も10月14日に行われ、「みやぎ大菊花展」および「柴田町菊花品評会」に出展される菊の搬入と配置などの奉仕作業を、地域企業の一員として行いました。
 柴田町の一大ベント、伝統ある菊まつりとして開催されますので、今後も奉仕活動による地域貢献を続けていきます。

まばゆいばかりの菊の花
まばゆいばかりの菊の花
(写真提供:しばた大菊花展実行委員会)

伝統的な菊人形
伝統的な菊人形
(写真提供:しばた大菊花展実行委員会)

岩手県陸前高田市における復興支援ボランティア活動の実施

当社羽村工場では、2011年10月に労使一体の取り組みとして、31名で岩手県陸前高田市にて被災地復興支援ボランティア活動を行いました。
現地はまだまだ復興が遅れており、住居や店舗だけでなく、道路や橋、線路や駅など町全体が津波で流され、想像を超えた凄まじい光景でした。
当日は悪天候により作業時間は短縮されましたが、土砂降りの中、津波の被害を受けた水田に入り、手作業でかれきの撤去作業を行いました。
今回被災地の状況を実際に見ることで、他人ごとではなく、復興には日本全体で継続的な支援が必要であると感じました。
この水田でお米が収穫できる日が早く訪れることを、心から祈っています。

悪天候の中、集めたがれきとゴミを前に
悪天候の中、集めたがれきとゴミを前に

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