中央処理装置にて登録された各種設定データは各ゲートコントロール盤に自動ダウンロードされ、ゲートコントロール盤内にメモリします。
カード照合・電気錠制御・スケジュール制御等の各種制御は各ゲートコントロール盤にて行いますので、万一、中央処理装置がダウンしても入退室に影響を及ぼすことのない危険分散を考慮した構造となっております。
また、中央処理装置ダウン中の入退室操作等の各種履歴もゲートコントロール盤内にメモリし、中央処理装置復旧時には自動アップロードを行いますので、履歴損失の心配もありません。(メモリ件数:履歴種別毎にmax 5,000件)
ゲートコントロール盤・各種認証端末共、豊富なラインアップの中から規模・運用に応じた最適な機種を選定することができます。
大規模システムでも安心して運用することができるよう、大容量管理を実現しております。
お客さまのあらゆるご要望にお応えできるよう、カスタマイズ対応も承っております。
監視・発停
各種機器状態を立面図・各階平面図にてリアルタイムで監視することができ、警報一覧表示や平面図自動切替表示により異常発生場所を素早く確認することができます。
また、電気錠を解錠する等の遠隔制御が可能です。
個人情報
個人毎に入退室許可扉設定や日時制限設定が可能で、よりセキュリティ性の高い運用を行うことができます。CSVファイル展開によるデータ登録が可能です。
タイムスケジュール
電気錠施解錠・防犯センサ警備セット/解除等をタイムスケジュールによる自動制御が可能です。
週間・休祭日・特日等、さまざまな運用に応じたスケジュールを組むことができます。
履歴情報
期間・場所・人等、さまざまな条件指定により必要とする履歴のみを検索表示することができます。
CSVファイル出力が可能ですので、事後の報告書作成等に有効利用することができます。
入退室管理を行う部屋・エリアでは、日報・月報機能により在室時間計算表示も可能です。
また、監視カメラと連動し、入退室時や警報発生時の画像を履歴情報から表示することも可能です。
在室管理
入退室管理を行う部屋・エリアに現在誰が・何名入室しているかの表示を行うことができます。
一定時間を経過しても退室しない場合、警報をあげることが可能です。
アンチパスバック
入室→入室や退室→退室といった二重操作を禁止することができ、より確実な入退室管理を行うことができます。
複数扉を1エリアとしたグローバル制御も可能です。
通行順序規制
カード操作を行わず入退室した場合、次のエリアでの入退室を禁止することができ、より確実な入退室管理を行うことができます。
2名照合
管理者と入室者の2人がカード操作を行うことにより電気錠を解錠することができます。
管理者との2名入室により不正抑止効果を高めることができます。
インターロック
2つの扉が同時に開くことがないように扉を制御する機能で、気密性の高い部屋とその前室等に用いられます。
生体認証による二重チェック
カード照合OK後、該当カード所持者の生体のみを許可として認証を行うことができます。
成りすましを防ぎ、より厳重な入退室管理を行うことができます。