検索
社会インフラ設備や製造現場のセキュリティを強化
悪天候や不慮の事故など、現場には多くのリスクが潜んでいます。また、不正な侵入を防止するなど防犯業務の効率化も必要です。
AIエッジコントローラは、既に導入済みのネットワーク監視カメラと組み合わせることで、AI画像認識による高精度な人物検知を可能にします。
ネットワーク監視カメラでの誤検知や人による見逃しを大幅に低減し、現場作業の安全支援、社会インフラ設備や製造現場のセキュリティ強化を実現します。
AIエッジコントローラの特長
2つの独自技術による高精度な人物検知
リアルタイム性の向上×高い安定性
AIエッジコントローラは、 当社以外のネットワーク監視カメラ※との接続が可能です。
サーバーを介さないリアルタイム処理を実現するとともに、カメラ個々の処理による故障リスクを軽減させます。また、屋外環境に合わせた省電力と高い安定性を担保し、現場のセキュリティ強化をサポートします。
- ※
- Onvif*1(Profile-S)に対応しています。(ただし、接続検証による動作確認が必要です。)アナログカメラの場合でもIPエンコードによる接続が可能です。
ハイパフォーマンス
モジュールの活用
サーバーを介さない
リアルタイム処理
省電力と安定動作を
実現した設計
多種にわたるユースケースで社内評価を実施
ユースケースとして、人物検知として必要とされる特殊な姿勢画像(しゃがみ込み、フェンス乗り越えなど)を各パターンで数千枚ずつ用意し、合計1万枚以上を使用して学習したAIを搭載。また、夜間や屋外外周監視、雨天・霧などの悪天候についての社内評価を実施しました。
これにより、危険を未然に防ぐなど、高い検知性を実現します。
フェンス侵入
屋外外周監視
駅ホーム
夜間
悪天候
姿勢
活用事例
ヒトの検知に優れたAIエッジコントローラ ご紹介動画
AIエッジコントローラの強みを活用した具体的なユースケースを分かりやすくご説明しています。
活用シーン
侵入者検知：重要監視施設の外周監視
飛来物や動物・揺れる草木の誤発報により運用上の支障をきたすことが多かったが、「クレンジング処理」と「AI人物検知」の組合せで、人物のみを正確に検知し重要施設のセキュリティを向上することができます。
- 空港
- 電力
- プラント
危険エリア接近検知：危険エリア管理による安全確保
監視カメラ映像から指定エリア(ライン)内の作業員(人)を検知してアラーム通知が行えます。また、検知時は重機をロックするようなとの運用も可能となり重機との接触事故を防止することができます。
- 工場
エリア内人数カウント：文化財・自然環境・住民見守り
重要文化財や講演会などの来場者や緊急時の公民会館などの避難者などを自治体職員に代わり見守り、重要施設や危険場所への人の立入り検知など「まち」全体の安心・安全を確保することができます。
- 都市・公共エリア
製品概要
AIエッジコントローラ
VG-IP4000
当社は今後の製品計画として、AIエッジコントローラを内蔵した高機能一体型カメラの販売や、各種ソリューションに対応したAIアルゴリズムの拡充をおこない、社会インフラ設備における安心・安全の実現及び産業分野のDXを推進し、価値創出に取り組んでいきます。
■一般仕様
| 入力対応カメラ | 日立国際電気製IP カメラ・ WEB エンコーダ |
|---|---|
| Onvif*1 カメラ (Profile-S) | |
| LAN | RJ-45 コネクタ |
| プロトコル対応 | Onvif*1 (Profile S) / MPEG2 TTS (H.264) |
| 接点入出力 | 入力３ / 出力３ |
| 外形寸法/質量 | 190(Ｗ) × 60(Ｈ) × 250(Ｄ) （公差含まず） |
| 約1.6kg（本体重量のみ、付属品を除く） | |
| 電源 | AC 90V〜 110V 50/60Hz |
| 防水防塵 | JIS C 0902 保護等級IP40 |
| 消費電力 | 35W以下 |
■搭載機能
| AI画像認識機能 | 侵入者検知/人数カウント |
|---|---|
| 映像調整機能 | 暗部補正、霞補正 |
■システム構成例
- 1
- Onvifは、Onvif, Inc.の登録商標または商標です。
- 2
- Windowsは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
- 3
- Intel coreは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationの商標または登録商標です。
