当社グループで2016 年度から新たに導入した環境配慮設計は、国際規格IEC62430*に準拠し、自社の環境負荷低減に努めるだけでなく、お客様へ環境に配慮した製品を提供することで環境負荷の低減を図ることをめざしています。
こうした取り組みを進めるため、2 つのアセスメントを製品の開発プロセスに導入しました。「環境配慮設計アセスメント」で製品開発の目標である環境負荷低減につながる取り組みを評価し、「ライフサイクルアセスメント」では製品のライフサイクル全体に関わる項目を開発製品と従来製品の仕様比較を基に定量的に評価します。
これらの結果を活用し、環境に配慮した製品設計に努めています。
製品ライフサイクル全般にわたる環境負荷の低減に向け、製品の開発プロセスに以下のように2つのアセスメントを導入しました。
1. 環境配慮設計アセスメント
製品やサービスの性能に関する開発目標に対して、環境負荷低減のアプローチで取り組んだ結果を専用のツール(環境配慮設計アセスメントシート)で評価しています。
2. ライフサイクルアセスメント(LCA : Life Cycle Assessment)
開発製品と従来製品の製品機能を比較し、環境に影響を与える製品のライフサイクル全てに関わる項目を専用のツール(LCAシート)で定量的に評価しています。