2019年10月31日
株式会社日立国際電気
株式会社日立国際電気（代表取締役 社長執行役員 佐久間 嘉一郎／以下、日立国際電気）は、今年の12月に制度化が見込まれる「ローカル５G」の導入時に必要となるプライベートLTE（自営等BWA(Broadband Wireless Access)／以下、自営等BWA）のシステムについて、本日より提供を開始いたします。
国内では5Gの電波を携帯電話事業者以外にも免許を割り当てる「ローカル5G」が今年の12月に制度化予定です。「ローカル5G」は、導入当初の技術仕様上、端末と制御の信号をやりとりするために４Gの基地局とコアネットワークが必要なため、４Gの「自営等BWA」も同時に制度化予定です。「ローカル5G」や「自営等BWA」を活用することにより、企業や自治体等は、セキュアで、安定した超高速通信可能な専用ネットワークを自らのニーズに応じて柔軟に構築することができます。
日立国際電気は、「ローカル５G」/「自営等BWA」のシステム構築から保守運用まで含めてワンストップで提供いたします。また、「ローカル５G」/「自営等BWA」のシステムを活用し、映像解析AIとIoTを組み合わせた「映像解析AI/IoTソリューション」も提供してまいります。
図：利用シーン
映像解析AI/IoTソリューションでは、監視カメラや、自動搬送ロボット/フォークリフト/ドローンに搭載したカメラの高精細映像を活用することによって、工場、プラント、空港、港湾等で生産性を向上します。例えば、アセット管理、作業員の状況管理、顔認証による入退室管理、危険エリアへの侵入検知、危険行動の検出等の業務アプリケーション、各種センサーを用いたIoTシステム、IP電話による構内業務無線システム等を提供します。
日立国際電気は、これまで長きにわたって社会インフラの無線システム構築に貢献してまいりました。例えば、自動運転が進む建設機械や、鉄道のワンマン化に向けた無線通信システム、ミリ波レーダーを活用した空港滑走路上の異物検知、公共ブロードバンドを活用した地方自治体向け防災システム等、幅広いシステムの経験があります。この経験を活かして、「ローカル5G」/「自営等BWA」のシステム構築/保守運用サービスを提供してまいります。
「ローカル5G」/「自営等BWA」のシステムを提供するにあたり、グローバルで実績のあるノキアソリューションズ＆ネットワークス合同会社（代表執行役員社長 ジョン・ハリントン／以下、ノキア）と協業することとしました。
日立国際電気は、無線システム構築のノウハウや、コアコンピタンスである高信頼無線や映像解析／AI技術と、ノキアが全世界で展開している先進的なネットワーク製品やソリューションを組み合わせることによって、製造業や運輸業、建設業、サービス業、公共分野などの幅広いユーザーに価値を提供してまいります。
今後、日立国際電気は、「ローカル５G」/「自営等BWA」のシステム提供を通じて、便利で安心・安全な社会の実現に寄与してまいります。
5G技術の世界的リーダーとしての知見や経験を活かし、ノキアは、さまざまな企業のお客様にローカル5G/プライベートLTEに向けた最適なソリューションを提供していきます。ノキアは無線・固定アクセス、トランスポート（IP＆オプティカル）、クラウドコア、包括的な通信用ソフトウェア、サービスといった、幅広いエンドツーエンドのポートフォリオが提供できます。ローカル5G/プライベートLTEを幅広い業界のお客様にご提供するためには、ミッション・クリティカルな業界、通信技術、情報技術などに深い知見があるパートナー様との協業が不可欠です。まさにこれらの業界、および通信技術、映像、情報技術への深い知識と知見がある日立国際電気様との協業により、幅広いユーザーに価値を提供していきます。
株式会社日立国際電気
営業本部 佐々木・北川
〒105-8039 東京都港区西新橋2-15-12（日立愛宕別館6F）
Tel：050-3383-3501
株式会社日立国際電気
広報担当 佐々木
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