2019年8月29日
株式会社日立国際電気
株式会社日立国際電気(代表取締役社長執行役員佐久間嘉一郎/以下、日立国際電気)は、 8月 19日から 23日まで、ネパール連邦民主共和国の首都カトマンズのクラウンプラザホテルカトマンズソルティで開催された国際民間航空機関( ICAO)主催の「第 56回アジア太平洋航空局長会議」で技術展示を行いました。今回の展示では、マレーシア空港などから依頼を受けてクアラルンプール空港で推進している「リニアセルレーダーシステム TM」(滑走路面異物検知システム)の技術内容を紹介しました。
本会議は、 34の国や地域・計 332人と 14の国際機関が参加して行われ、初日のオープニングセレモニーでは、ネパール連邦民主共和国のカドガ・プラサード・シャルマ・オリ首相がごあいさつされ、航空業界における「 Connectivity」の重要性を強調されました。会期中、さまざまなプログラムを通じてアジア太平洋地域の協力を介した航空業界の発展とともに、航空・安全の問題に焦点を当てた議論が活発に行われました。
日立国際電気の展示ブースには、アジア各国の航空局長級の多くの要人の方々が訪問され、「リニアセルレーダーシステム TM」に関して活発な議論が交わされました。
また、本会議にはマレーシア民間航空局( CAAM)の最高経営責任者 (CEO)の Nizar Zolfakar氏をはじめ 7名のマレーシア代表団が出席しました。マレーシア空港からは、「航空の安全」の項目で「FOREIGN OBJECT DEBRIS DETECTION SYSTEM (FODDS) AT KUALA LUMPUR INTERNATIONAL AIRPORT」(クアラルンプール国際空港の異物破片検知システム( FODDS))の表題で日立国際電気と共同で推進している実証試験システムについての寄与文書が入力されました。
日立国際電気は、将来の航空需要が大きく、空港整備計画も多い ASEAN地域における取り組みとして、クアラルンプール空港の実証実験をはじめ、今回ネパールで開催されたアジア太平洋航空局長会議での PRなどを通じて、今後も「リニアセルレーダーシステム TM」の海外展開を加速していきます。
シャルマ・オリ首相と各国代表
開会宣言を行うシャルマ・オリ首相
会議の様子
併設された展示会場
日立国際電気ブースの様子
株式会社日立国際電気
モノづくり統括本部 ソリューション本部 エンタープライズソリューション部 加島・柴垣
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株式会社日立国際電気
経営管理本部 法務部 佐々木
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リニアセルレーダーシステムは、株式会社日立国際電気の商標です。
以上