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Hitachi

株式会社 日立国際電気

2017年9月7日
株式会社日立国際電気

災害時要支援者に配慮した防災行政無線の実証実験について
~防災行政無線の多言語対応への取り組み~

   株式会社日立国際電気(執行役社長 佐久間 嘉一郎/以下、当社)は、今年12月より、総務省 のご協力のもと、茨城県常総市で当社の防災行政無線システムの機能を利用した、 外国人などの災害時要支援者向けの情報伝達サービスの実証実験を開始します。

  防災行政無線の親局装置に多言語化技術を活用することで、戸別受信機や屋外拡声装置、スマートフォンなどの情報端末、テレビ受像機を通じて、多言語化された音声データや文字情報の提供が可能となります。これにより、在日・訪日外国人などの災害時要支援者に対して、災害情報をより迅速にかつ、正確に伝達することができるようになり、災害時の避難者の円滑な避難誘導の一助となることが期待されます。一人でも多くの皆さまの安心・安全の確保に貢献いたします。

主な特長

1. 多言語による音声データや文字情報の送出

<屋内の場合>
   各家庭や避難所に設置される戸別受信機から、多言語化された通報内容を音声で聞くことができます。また、文字表示器にあらかじめ設定した言語による通報内容をテロップで表示させることができます。

屋内の場合

<屋外の場合>
   屋外拡声装置から、多言語化された通報内容を音声で聞くことができます。

屋外の場合

2. スマートフォンなど情報端末への情報伝達機能

   常総市が運用しているポータルサイト(ホームページ)から、スマートフォンなどの情報端末へ日本語や英語、ポルトガル語、スペイン語で次のような情報を提供することが可能です。

① 防災行政無線   → 防災無線でお知らせした通報内容をあらかじめ設定した言語で聞くことができます。
② 常総市への連絡   → 災害情報などを常総市側に送信することができます。
③ 災害情報の閲覧   → 周知が必要な災害情報を住民が閲覧することができます。
④ 避難所施設情報   → 近隣の避難所の位置や開設状況を確認することができます。

※言語設定は情報端末で行うことが可能です。

情報伝達機能

3. テレビの電源起動、および防災情報のテレビへの表示機能

   防災行政無線システムから住民宅のテレビ制御が可能となり、スマートフォンなどの情報端末を所持していないお年寄りなどに対しても、情報伝達ができるようになります。 防災行政無線の親局装置より緊急通報を行った際、情報伝送装置によりテレビを自動的に起動し、あらかじめ設定している言語による通報内容をテレビ画面に文字表示させ、音声でも再生することができます。

表示機能

今後の展開と期待される効果

   今後は、全国自治体にも水平展開を行い、 在日・訪日外国人の皆さまが「言葉の壁」を感じることなく、災害に関する情報を理解・把握することができる社会の実現に貢献いたします。このような社会の実現は、在日・訪日外国人の皆さまの満足度や安心感の向上、訪日外国人旅行者数の増加やリピート率の向上、さらには観光による地域経済への波及効果につながることが期待されます。

お問い合わせ先

<技術に関して>
株式会社日立国際電気
映像・通信事業部 ソリューション本部 IoTプロジェクト 尾形・下村
〒187-8511 東京都小平市御幸町32番地
Tel:042-322-3111(代表)
お問い合わせ:http://www.hitachi-kokusai.co.jp/contact/index.html

<報道担当>
株式会社日立国際電気 (法務・CSR本部 広報室)
〒105-8039 東京都港区西新橋2-15-12(日立愛宕別館6F)
Tel:03-6734-9401  Fax:03-3502-2507
お問い合わせ:http://www.hitachi-kokusai.co.jp/contact/index.html

以上

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