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日立国際八木ソリューションズ

地上デジタル放送VHF/UHF編
Q1. 地上デジタル放送とは、どのようなものですか?
A1. 2003年12月1日、関東・近畿・中京の3大広域の一部地域で放送が開始されました。その後各地域に順次拡大されてきました。
地上デジタル放送では、高画質、高音質のハイビジョン放送で番組が放送されています。
データ放送や字幕放送などのサービスが充実されるなど、高齢者や障害者にもやさしいサービスの提供がされています。
2012年3月31日で地上アナログ放送は終了して、日本は完全地上デジタル放送に移行しました。
地上デジタル放送VHF/UHF編
Q2. 地上デジタル放送の放送状況は?
A2. 2006年12月末ですべての都道府県庁所在地で地上デジタル放送が開始されています。
地上デジタル放送の詳細や放送エリアの目安、地域のサテライト局の開局情報などは、(社)デジタル放送推進協会(Dpa)のホームページをご覧下さい。最新情報が掲載されています。
一部の地域で地上デジタル放送のチャンネル変更(リパック)が行われています。該当の地域で、地デジが映らなくなった場合には地デジTVのチャンネルスキャンを行えば受信できる場合があります。
地上デジタル放送VHF/UHF編
Q3. 地上デジタル放送では、ゴースト障害(画像が2重、3重の多重になる障害)は出ないのですか?
A3. 地上デジタル放送ではこれまでの地上アナログ放送であったようなゴースト障害は画面に現れません。
ただし、受信状況が悪いとモザイク状(ブロックノイズ)が画面に頻繁に現れたり、画像が全く映らなくなる場合があります。チャンネルにより、映るチャンネルと映らないチャンネルがある場合には、アンテナ等で受信状況を改善してみてください。
地上デジタル放送を安定して受信するには、性能の良いアンテナを正しく設置して下さい。
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Q4. 地上アナログTV放送以外の放送はどうなるのですか?
A4. 地上アナログ放送は2012年3月末をもって終了しました。
2012年3月末に停止されるのはテレビのアナログ放送(地上波アナログ、BSアナログ)です。現在放送しているFM放送、AM放送はアナログ放送ですが、そのまま維持されます。
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Q5. 地上デジタル放送は今までのテレビで見ることができますか?
A5. 今お持ちのアナログテレビで地デジを視聴する場合は、別途、地上デジタル放送対応のチューナが必要となります。これをご利用いただくと従来のテレビでも地上デジタル放送が楽しめます。
※簡単操作可能な地上デジタルチューナ(BSデジタル兼用)も発売されています。弊社ではDTC110がございます。
地上デジタル放送VHF/UHF編
Q6. 地上デジタル放送は有料ですか?
A6. 民間放送局による放送は基本的に無料です。NHKとは受信契約が必要です(地上デジタル、地上アナログ放送問わず。既に受信契約済みの方は、新たな契約は不要です)。
地上デジタルチューナ等に同梱されている専用のカード(B-CASカード)はチューナに装着が必須です。BSデジタル兼用地デジカード(赤カード)はB-CASセンターへの登録が必要(無料)です。
2010年4月1日現在、地デジ専用カード(青色のB-CAS)カードは登録が不要となりました。(機器への装着は必要)
B-CASカードに関する詳しいことはB-CASセンター(株式会社 ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ様)へお問い合わせ下さい。

民間放送局でもWOWOWなどの一部有料放送事業者もあります。料金、契約などは有料放送事業者へお尋ね下さい。
地上デジタル放送VHF/UHF編
Q7. 地上波デジタル放送はBSデジタル放送と異なるのですか?
A7. 地上波デジタル放送は各地域の放送局からUHFで放送されています。各地域の送信所へアンテナの向きを合わせ受信します。日本全国で1000局以上の放送局があります。
BSデジタル放送は放送衛星(赤道上空36000Km)より放送されています。放送衛星の方向は全国でおおよそ南西です。ただし受信する地域により、方位角と仰角が異なります。BSパラボラアンテナで衛星からの電波を受信できる範囲は数度以内です。方向調整は地デジよりも正確さが必要です。
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Q8. 今、使用しているUHFアンテナで地上デジタル放送は受信できますか?
A8. 地上デジタル放送はUHF帯域で放送されます。現在お使いのUHFアンテナが、お住まいの地上デジタル放送局の受信チャンネルに対応していればそのまま使えます(アンテナの向きは、地域により合わせる必要があります)。対応していない場合(機種によります)は、UHFアンテナの交換が必要です。現在のアナログ放送の送信所と地上デジタル放送の送信所が異なる場合、アンテナの向きの調整が必要です。
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Q9. 室内アンテナでも地上デジタル放送は見ることができますか?
A9. 一般的に電波の強い地域では、室内アンテナでも受信ができます。ただし、電波の強い地域でも電波の受信条件や建物の状況により使用できない場合もあり注意が必要です。
(1)部屋の中でアンテナの位置や高さを変えて受信状況の良い場所を探します
(2)室内では、窓側の近くの方が、受信条件が良くなる場合があります。
※室内での受信の場合、人間が部屋の中を動くと電波の反射状況が変化し、場合によっては映像が途切れる場合があります。部屋の中でも電波の比較的安定性の良い場所や悪い場所があります。
(3)室内で受信が出来ない場合には、防水タイプの室内型アンテナであれば外に設置してみてください。一般的に室内での受信より外の方が受信状況の改善がし易くなります。
※尚、アンテナはその性質上機種によらず、地域や設置場所、周囲の建物の状況により受信が一部や全く出来な場合があります。

外に出しても受信できない場合、電波の受信状況が悪い地域、場所、状況ですので、屋根の上に取りつけるようなアンテナのご使用の方が良い場合があります。新たなアンテナの選定においては、ご近所のアンテナの設置状況を参考にしたり、ご近所でアンテナ工事を行っている電気店・工事店にご相談下さい。
地上デジタル放送VHF/UHF編
Q10. 共同受信施設に住んでいます。地上デジタル放送は見ることができますか?
A10. 共同受信施設が地上デジタル放送に対応した設備になっている必要があります。個別の状況は共同受信施設の管理者(地域の共同受信管理者)へお問い合わせいただくことをお勧めします。
地上デジタル放送VHF/UHF編
Q11. 地上デジタル放送はVHFのアンテナでは受信できないのですか? BSデジタルアンテナでも受信できないのですか?
A11. 地上デジタル放送はUHFで放送されています。他の種類のアンテナ(VHFアンテナやBSアンテナ)では受信できません。必ずUHFアンテナを使用して受信してください。
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Q12. 地上デジタル放送には今までの配線は使えますか?
A12. 基本的にUHF対応であれば使用できます。築年数が古い場合、確認の必要があります。ケーブルが細い(3C-2V)などは減衰量が多く、地上デジタルに好ましくありません。同軸ケーブルは5C-2V(UV用)、S-5C-FB(UVとBS/CS共用)をお勧めします。一度点検をお勧めします。あるいはお近くの電気店などにご相談下さい。
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Q13. 家の壁のテレビコンセント、屋内の分配器などは地上デジタル放送に使えますか?
A13. 基本的にUHF対応であれば使用できます。また、BS対応の機器(分配器、テレビコンセント等)になっていれば原則UHFにも対応しているので、そのまま使えます。築年数が古い場合、ご使用中の機器の確認の必要があります。
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Q14. 今まで使用してVHFのアンテナは不要ですか?
A14. 地上デジタル放送はUHFで放送されていますので、従来のVHFアンテナは不要となりました。
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Q15. 地上デジタルの信号を増幅する為にブースタを付けましたが、地上デジタルチューナのレベル表示(テレビのレベル表示)が高くなりません。ブースタの故障ですか?
画面がモザイク状になっています。そこにブースタを取り付けてみましたがモザイクが減りません。
A15. 地上デジタルチューナのレベル表示(テレビのレベル)は絶対表示(単位のある表示)ではありません。表示される値は電波の強さではなくて、質(信号と雑音の比率)を表している場合がほとんどです。 ブースタを使用しても質はそのままの為、表示される数値は上がりません。ブースタを使用すると機種によっては低く表示される事があります。あくまでも表示上の相違です。
機器の表示(数値)は、同じ信号レベルが入力されていても、地上デジタルチューナ等のメーカーやTVメーカーによって、異なります。
※ブースタを設置して、テレビの受信レベル表示が低く表示されても、必ずしもブースタの故障とは限りません。専門の業者様が持っている専用の測定器であれば確認が可能です。確認の必要がある場合には、専門の工事業者にご依頼下さい。
テレビのレベル表示が「40」と表示されていて、それに35dBの増幅のブースタを入れても、「40」+35db=75にはならず、「40」+35dB=35とか、40になります。(数値は参考例) ブロックノイズ(モザイク状)が出る前にブースタを設置してください。
画面がモザイク状になっている場合にその位置で、ブースタを取り付けても効果がありません。モザイク状になっている画面を解消できません。ブースタの取付位置を変えて、モザイク状になっていない位置にて、ブースタを取り付けてください。一般的にできるだけアンテナに近い位置に取りつけます。

<重要>ブースターは同軸ケーブルを長く使用して信号が弱くなる場合(ブロックノイズが出る)や分配して信号が弱くなる場合の補償に使います。ブースターの位置は、信号が弱くなる前に設置します。信号が弱くなってからブースターを使用しても効果が低いです。分配器の前やアンテナに近い位置に取り付けます。 マンションなどの集合住宅で、壁の端子で、画面がモザイク状となる場合合、その場所にブースタを追加しても、効果が出ません。
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Q16. 異なった方向の放送局を1本の同軸ケーブルに接続できますか?
A16. アンテナの方向と受信チャンネルが異なる場合、混合器を使用することにより混合できます。混合器は使用するチャンネルにより種類があります。適合している専用の混合器を選んでください。一部の地域では、その地域の応じた混合器が発売されています。 当社ではUDM-262等
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Q17. 個別でアンテナを設置しています。10年程度経ちましたがそのまま使えますか?
A17. 長期間に渡ってアンテナ等を設置の場合、金属部分の錆や設置上の緩みが生じている場合があります。安全にご使用のためには定期的な点検をお勧めします。劣化や腐食は激しい場合、アンテナを含めた交換をお勧めします。同軸ケーブルなどには、ひび割れなどが生じて、水分が入り、信号の劣化に繋がります。ひび割れていたら、交換をして下さい。点検等は専門の工事業者へご依頼下さい。
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Q18. 地上デジタル放送用のアンテナの設置する場合に注意する点は?
A18. 地上デジタル放送は送信局(送信所)により、水平偏波の電波の場合と垂直偏波の電波の場合があります。受信する際には、アンテナをその放送局の偏波に合わせる必要があります。
一般的な八木式アンテナ(魚の骨タイプ)で、素子が地面と水平の場合は水平偏波、素子が地面と垂直の場合は垂直偏波を受信しています。
アンテナのカタログ等の備考(仕様)欄には、水平偏波専用、垂直取付穴有・垂直取付可(水平・垂直兼用)等の記載があります。アンテナの機種によっては、どちらか一方(水平偏波専用)の場合もあります。
購入前に、受信する地域でアンテナが放送局の偏波に合致するか確認下さい。
確認方法ですが、ご近所のアンテナと同じ向きと合せる。または、各放送局への確認となります。
偏波の向きを合わせないと折角のアンテナの性能が発揮できません。性能が数分の1から10分の1になってしまいます。
地上デジタル放送VHF/UHF編
Q19. 現在ケーブルテレビに加入していますが、地上デジタル放送は見れますか?
A19. まずはご加入のケーブルテレビ局で地上デジタル放送がサービスされているかどうかをお問い合わせ下さい。
ケーブルテレビ局により、一般の地上デジタル放送対応機器(TVやハードディスク付DVD等)がそのまま使える(パススルー方式)タイプと、ケーブルテレビ局より借り受けるアダプター(セットトップボックス)を使用してご覧になるタイプがあります。
ケーブルテレビ局により信号サービスの提供方法が異なりますのでご確認下さい。
その他、周波数変換パススルー方式の場合、TVチューナーの再スキャンが必要です。
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Q20. ワンセグってなんですか?
A20. 地上デジタル放送のサービスのひとつで、ワンセグに対応した受信機(携帯電話、カーナビ、小型のテレビ)で視聴できます。特徴として、小さい画面に適した内容となっています。一般的にワンセグの方が地上デジタル放送よりも電波の弱い場所でも受信が可能なように工夫されています。
尚、ワンセグが受信できても地上デジタル放送が受信できないことはあります。その場合、性能のよい地上デジタルアンテナ(UHF)で受信状況を改善させて下さい。
※地上デジタル放送は1つのチャンネルを13個のセグメントに分割して放送しています。そのうちの12セグメントの部分を一般の地上デジタル放送が使用し、のこりの1セグメントをワンセグに使用します。このことから、ワンセグと呼ばれています。 独自の番組が放送されている場合もあります。
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Q21. その他の注意点
A21. 高齢者や地デジに詳しくない方を狙った地デジ詐欺の発生も報告されています。不審な訪問や不明な請求などがあった場合には、ご近所や地域の方に相談下さい。被害にあった場合には、最寄の警察署、消費者センター、消費者庁、国民生活センターなどに相談下さい。

参考(消費者庁へのリンク)
地上デジタル放送に関する悪徳商法に遭わないためのアドバイスと対策マニュアル(平成22年7月30日発表)