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株式会社 日立国際電気

当社のCSRに対する基本的な考え方、またCSR報告書に記載する重要事項についての説明は同報告書のp3「日立国際電気が重要と考えること」 p4「当社のコミュニケーション・ツール」および「編集方針」に記載しています。
ここではそれを補足する趣旨で、CSR報告書作成プロセスの概要に触れ、併せて当社のCSR情報開示への考え方を説明します。

マテリアルな側面の特定について

GRIガイドライン(*1) に示されたマテリアルな側面につき、当社は次の手順で特定しました。

(1)
まずステークホルダーの評価および意思決定への影響が著しい側面を、EICC(*2)行動規範、またSASB(*3)とDJSI(*4)が評価基準としている項目を参考に、また社外コンサルタントの助言を得て絞り込みました。
(2)
さらにその中から、当社の事業によって経済、環境、社会に及ぼす影響が著しいと判断されるものを、その著しさの順に次の3つまで採り上げ、特定しました。
カテゴリー マテリアルな側面 開示する指標と内容
環境 大気への排出 G4-EN17 間接的な温室効果ガス(GHG)排出量(スコープ3)
社会/労働慣行 労働安全衛生 G4-LA6 傷害の種類と、傷害・業務上疾病・休業日数・欠勤の比率および業務上の死亡者数(地域別、男女別)
社会/社会 反競争的行為 G4-SO7 反競争的行為、反トラスト、独占的慣行により法的措置を受けた事例の総件数およびその結果
*1
GRIガイドライン … Global Reporting Initiativeが発行する、サステナビリティ報告書等の作成ガイドライン。詳しくはCSR報告書p4「当社のコミュニケーション・ツール」および「編集方針」に掲載した説明と注記をご参照下さい。
*2
EICC … Electronics Industry Citizenship Coalition;
2004年に結成された電子業界の連合体。米国を中心に小売、自動車、玩具なども加わり、世界110社が参加。結成当初から社会的責任の遂行を主な目的とし、サプライヤも含めた行動規範を策定、普及推進をしている。
*3
SASB … Sustainable Accounting Standard Board;
米国サステナビリティ会計基準審議会、米連邦証券取引委員会(SEC)認定のCSR情報開示の標準策定を目指し2011年設立。
*4
DJSI … Dow Jones Sustainability Indexes;
1999年にダウ・ジョーンズがSAM社と協力して開発・策定した企業のサステナビリティに関する評価基準、またそれにより選定された世界の企業の株価で構成される指標。

CSR報告書作成プロセスの概要

<CSR報告書の作成ステップ>
CSR報告書は次のステップを踏んで作成しています。

(1)
各事業部門、主なサポート部門、一部グループ会社にてそれぞれ選出された代表者が集まり、執筆者会議を数次開催し、報告書の内容を検討し、報告書全体の構成を企画。
(2)
法務・CSR本部長および同本部を担当する執行役の指示により制作。
(3)
校正段階で次の精査を実施:
@ 関係全部門および各担当執行役全員に校正刷りをフィードバックし、内容確認。
A 広報、法務、環境統括、知的財産権、各部門および当該事業部門、当該品質保証部門により製品説明に関する整合性確認。併せてGRIガイドランほか参考とする各種基準等との整合性を確認。
B 輸出管理、および知的財産権を担当する部門により社外発表としての適正性をそれぞれ確認。
C 執行役社長によりレビュー、校了
D 和文版を6月中に発行、インターネット掲載
(4)
英文版への翻訳、制作と並行してGRIガイドライン対照表を作成、9月中にこれらを公表。

<外部保証について>
上記の通り、社内で定めた手続きに従い、各担当部門が明確な責任範囲で厳正に執筆、制作、確認に携わっており、当面非財務情報の開示全体についての外部保証は不要と考えています。
なお、温室効果ガスの排出量に関するデータは2016年度よりCDP*あてに報告しています。対象年度前年のデータの一部について一般財団法人日本品質保証機構の検証を受け、対象年度の11月に受領した検証報告書を報告年度のCDPあて報告書に添付し、CDPのフィードバックレポートへの記載を確認しています。

*
CDP … 世界各国の企業の温室効果ガスに関するデータを蓄積し、投資家・企業・政府への情報提供、啓発等を行っている非営利団体
<社外の評価について>
(1)
大学、各種調査機関、研究機関、SRI、コンサルタント、メディアのアンケート、インタビュー等の調査には積極的に対応し、可能な限り意見交換をし、助言を得てCSR施策の参考にしています。
(2)
2017年6月、当社の株式はロンドン証券取引所グループを母体とする社会的責任投資インデックス FTSE 4 Good Indexの構成銘柄に組み入れられました。
(3)
2017年7月3日現在、当社の株式はモーニングスター社の社会的責任銘柄となっています。
(4)
2017年3月、東洋経済社が公表したCSR企業ランキングで、当社は186位となっています。