ページの本文へ

株式会社 日立国際電気

ワークライフバランス

 当社は、これまで休職制度、短時間勤務制度など、育児・介護支援のための制度整備・拡充を図ってきました。それに加え、働き方の見直しや長時間労働の縮減など、より多様な観点からのワーク(仕事)とライフ(生活)の調和をめざし、各種取り組みを推進しています。

仕事と生活の両立支援制度の整備

くるみんの画像

当社は、「健康で豊かな生活」と「やりがいのある充実した仕事」の両立の観点から、 仕事と育児・介護の両立を支援する制度の整備・拡充を推進しています。
2012年4月には厚生労働省より「次世代育成支援対策推進法」認定マーク (愛称:くるみん)を取得しました。

■育児・介護支援制度

育児・介護支援制度の画像
(下線部は制度内容もしくは制度の存在そのものが法定を超えるもの)

■女性活躍推進の取り組み

 当社は、女性従業員のキャリア形成に対するモチベーション向上を目的として、総合職女性従業員を対象に2日間のキャリアセミナーを実施しています。2014年より3年計画で総合職女性従業員全員への受講機会を提供しました。
 セミナーでは、外部講師をお招きし、働く女性を取り巻く環境についての講義や、当社の女性管理職によるパネルディスカッション、参加者同士のディスカッションを実施し、キャリアの考え方について理解、中長期的なキャリアについて考える機会を提供しています。
 また、女性部長相当職以上を対象とした「女性リーダーミーティング」や、出産や育児の両立に直面した従業員と上司を対象とした「産休前・復職支援セミナー」、入社3〜4年目の女性総合職を対象とした「若手女性向けキャリアセミナー」など、(株)日立製作所が主催する各種セミナーに積極的に派遣し、女性キャリア促進に向けた支援を推進しています。

多様な人財の雇用促進

 当社は、経営理念に「多様な人財を尊重し、能力を発揮できる機会と場を提供」することを、また行動基準には「従業員の多様性、人格、個性を尊重し、働きがいのある、安全で健康的な職場を確保し、研鑽と成長の機会を提供」することを定めています。
 これに基づき、当社は障がい者雇用や高齢者社員の再雇用を推進しています。
 高齢者雇用については、定年退職社員を最長65歳まで雇用延長する再雇用制度を導入し、多くの社員が制度を利用しています。経験を生かして働くとともに、豊富なスキルを若い世代に伝承し、活躍しています。
 また、障がい者雇用については、実習受け入れを行い、実習者、会社双方で仕事のスキルや職場環境などを確認した上で雇用につなげるよう取り組んでいます。 2018年4月1日より法定雇用率が2.0%から2.2%に引き上げられましたが、当社では本改正も踏まえ、2017年度も積極的な採用活動を実施し、2018年4月1日現在で雇用率2.2%を満たしています。 今後もグループ全体で、さらなる雇用機会の拡大、雇用の促進に努めます。

■障がい者相談窓口

 2016年4月施行の「改正障害者雇用促進法」を踏まえ、障がい者および職場を支援する体制を整備するとともに、相談に対する適切な対応の促進を図るため、各事業所ごとに「障がい者相談窓口」を設置しています。
 相談窓口では、障がい者からの各種相談対応、職場からの障がい者雇用に関する相談対応、職場への合理的配慮の助言や対応の検討を行います。