福島県のNPO法人による「福島ひまわり里親プロジェクト」の呼びかけに応え、当社小金井工場では2012年5月12日、労使共催でひまわりの種の植栽活動を実施しました。これは、県外の企業・団体や個人が、福島県から提供されたひまわりの種を育て、秋に収穫した種を福島県へ返すことにより、福島県をひまわりでいっぱいにし、県内の観光・雇用対策にも貢献するものです。
今回は小金井工場の近隣にある小平第八小学校の児童11名と同校の先生にも参加いただき、社員を含めて総勢32名で組合会館の前と裏、東門横の3カ所に花壇を作り、約500粒の種を植えました。夏には元気なひまわりが咲き、工場を訪れる方や社員の目を楽しませてくれることと思います。
植栽活動の終了後には、参加した小学生と先生を工場のショールームにご案内し、当社の製品を紹介しました。放送制作カメラや監視カメラに触って操作するなど、当社製品に興味津々の様子でした。
また、希望する当社社員に種を配布し、自宅でひまわりを育てる活動も併せて実施しました。地方の支社を含む35名の社員がこれに賛同し、ひまわりの「里親」として協力しています。
集合写真
花壇づくり
種植え
ショールーム見学
当社小金井工場では、近隣の小学校で行っている「『労働』を考える学習」に協力し、「就労体験」と「仕事インタビュー」の受け入れを行いました。
2012年10月には就労体験として、6年生2名を受け入れ、総務部で2日間にわたりPC入力作業や職場安全巡視等の仕事を経験してもらいました。
また、2013年1月には仕事インタビューとして、2年生6名からの「仕事・会社」に関する質問を受けました。
これらの受け入れを通じ「働くことの大切さ」や「お父さん・お母さんの苦労」を理解してもらいたいと思っていましたが、子供たちに仕事を教えたり説明したりする難しさをあらためて実感し、普段できない新鮮な経験もできたと感じています。逆に、大人の私たちが勉強させてもらったような気もしています。
今後も「未来を担う人財」の育成に少しでも役立てるよう、微力ながら協力を続けていきます。
就労体験をする小学生
仕事インタビューで来訪された小学生のみなさん
2013年2月27日(水)に羽村市立栄小学校4年生14名による、「環境問題を考える」というテーマでの工場訪問を受け、授業と工場見学を織り交ぜて日立グループや羽村工場の環境問題への取り組みを紹介しました。
授業では当社担当者の説明にメモを取りながら熱心に聞き入り、多くの質問が寄せられ、当社の幅広い取り組みに理解を深めたようでした。
また、工場見学では、普段見ることのできない大型工作機械によるものづくり、廃材の分別などを体感し、目を輝かせていました。
近隣住民の皆様へ当社の環境に対する取り組みをご紹介する非常に良い機会となりました。
環境への取り組みの説明
製造現場の見学
当社富山工場、(株)国際電気セミコンダクターサービス、国際電気テクノサービス(株)が2009年度から合同で参画している富山市の「企業の森づくり事業」は、当初から計画していた遊歩道が2011年度に開通し、一区切りを迎えました。
2012年度は、「健康」「癒し」「収穫」の森へと作業グループリーダーの指揮のもと、活動しました。
今後も、森づくり事業に取り組むことを通して、地域社会の環境整備に寄与し、従業員の環境保全意識の向上を図っていきます。
遊歩道の整備
森づくり参加メンバー