地上デジタルテレビ送信機外観
[中央部が電力増幅ユニット(4段)]
デジタル送信機とは、ご家庭のテレビに放送コンテンツを電波で届ける装置です。
地上デジタルテレビ放送は、2003年に開始され、すでに10数年を経過し、機器の更新が始まっています。
新型デジタル送信機は、既設機の10年来の運用から出てきた運用コストの低減、信頼性の向上といったユーザーのニーズに合わせ開発を行いました。
デジタル送信機は、各種のユニットで構成され、電力消費量が最も大きい電力増幅ユニットの低消費電力化や部品点数削減を目標に開発を進め、当社従来製品比-40%の低消費電力化を達成させました。
また、15年間の長期にわたり大幅な補修を行わず安定稼働させるなど、環境に配慮した製品として納入、稼働しています。
HC-IP3050HD
「HC-IP3050HD」は、監視カメラ市場のニーズである映像信号のデジタル化、フルHD(1920×1080)化に応えるため、電動ズームレンズ、電動雲台の機能に加え、同規格製品間の連携が簡単に可能なONVIF対応でフルHDの画像をライブ配信できる機能を備えた監視用カメラです。
デジタル映像処理により、既存のカメラと同じ容積で高解像度を実現し、電動雲台の節電技術により、LANケーブルでの電源供給について PoE+*2(IEEE802.3at準拠)に対応できるまでに消費電力を削減しています。
従来のドーム型カメラ(HC-350:2005年発売)に比べ、CO2排出量を58%削減しています。